9月9日から東京 国立代々木競技第一体育館で行われていた柔道の世界選手権は、13日の最終日には男女無差別級がおこなわれ、男子は20歳の上川大樹(明大)が初優勝を果たし、女子は、杉本美香(コマツ)が78キロ超級に続いて2階級制覇を達成。
今大会、日本勢が獲得した金メダルは史上最多の10個となり、最高の成績を残し、閉幕した。
ここ数年、低迷をしていた日本勢だが、今大会では圧倒的な強さを見せた。
その背景には、出場選手の弛まぬ努力と日本柔道連盟の強化の表れと思うが、それ以外の要因としてルール改正と出場選手枠の拡大もあるように感じる。
今大会から各国代表2人制が導入されて、代表1名より出場選手のプレッシャーはかなり軽減されたのでないか。
また、ルール変更により「効果」が廃止になり、足を取る攻撃を反則にするなどの改正によりしっかり組み合う柔道が要求されることで日本選手のやりやすい組み合って技を掛けれたことも好結果に結び付いた一因だったと思います。
今大会、上川選手、森下選手、西山選手など若い力も台頭して今後ますますの日本柔道の飛躍を期待したい。
最後に私の地元石川県から出場した森下選手、松本選手が石川県初の世界チャンピオンに輝いたことは非常にうれしい。
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