日本ボクシングコミッション(JBC)は、「3月27日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座統一戦で敗れた亀田興毅(亀田ジム)の父史郎氏が試合後に立会人らに暴言を吐いた問題」で、東京都内で倫理委員会を開き、亀田史郎氏に対してセコンドライセンス取り消しの処分と今後、ライセンスの申請は認めないことが決定された。さらに、JBCの管理権限の及ぶ客席、リングサイド、控室への立ち入りを禁止した。
ついにJBCは、これまで、数々の問題を起こした亀田史郎氏に対して追放処分を科したようだ。
しかし、なぜ今頃になってこの処分に至ったのかは釈然としない部分がある。
今回は暴言を問題としていたが、以前に起こした問題のほうがはるかに厳罰に処するものだったように感じる。
最近のどこの協会も処分が遅すぎる。
大相撲の朝青龍問題にしてもどうにもならなくなったら厳罰を科しているが、もう少し協会の威厳を保守するためにも問題に対して厳格に対処してほしい。また、処分を受けた者の素行が直らないのは本人にも問題があるが、協会自身の威厳が薄れていることも問題があるため威厳回復に努めてほしい。
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