起訴の3力士 無期限出場停止、書類送検の2名 春場所出場停止
本日(3月6日)、日本相撲協会は、緊急理事会を開き、時津風部屋の序ノ口力士が急死した事件で、傷害致死罪で起訴された兄弟子3人について、無期限の出場停止処分とすることを決めた。
裁判で有罪が確定した場合、解雇処分となる。
無期限出場停止となったのは、伊塚雄一郎(しこ名・怒濤)、藤居正憲(時王丸)、木村正和(明義豊)の3被告。書類送検された兄弟子2人についても、春場所(3月9日初日)は、出場停止処分とすると発表された。
日本相撲協会が、起訴、書類送検された兄弟子に対して処分を下したが、当初「裁判の推移を見守る」と明確な態度を示さない協会に対して厳しい目が向けられたことでやっと腰を上げた感は否めないと思うし、今回の処分も「親方の言葉は絶対とされる各界の常識」があったとして司法の場において「無罪」となる可能性があるから起訴、書類送検された力士に対して出場停止の処分としたとははあまりにも安易な処分と考えられる。
日本相撲協会は、今一度、司法の場に処分をゆだねるのではなく、今回の事件に対して日本相撲協会としてどう対処すべきかを考えなければいけないと考えます。