AFCアジアカップ2011カタール予選が行われた。
日本は、序盤 ホームの香港が猛烈なプレスから立て続けにチャンスを作る。
日本はこの攻撃をDF陣を中心にしのぐと、香港の運動量が落ちてきた20分あたりから徐々にボールを支配し始める。
中澤と闘莉王のオーバーラップなどでチャンスを作っていた日本は、32分 長谷部が代表初ゴールとなるミドルシュートを決めて、日本が先制。
先制点を奪取してから優位に立った日本は、運動量が落ちた香港に猛攻掛けチャンスを作ったが、追加点を奪えずに前半を終えた。
後半は日本がボールを完全に支配し、中村俊の右サイドを起点に攻め込むが、引いて守る香港をなかなか崩すことができない。
29分、交代出場の佐藤がヘディングシュートを決めてようやく日本に追加点が得て、39分に中村俊が直接FKを決めて試合を決めた。ラストに岡崎のPKで4-0とした日本が、香港を下してアジアカップ最終予選での勝ち点を9に伸ばした。
今の日本は、移動、ケガなどでコンディションに不安があり、また、香港のモチベーションが非常に高かったことから、序盤苦戦を強いられたが、徐々に日本ペースに持ち込み、得点を積み重ね日本が快勝した試合だった。
しかし、来年 開催されるW杯に向けては、やっぱり決定力不足が否めない試合でもあった。