来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督の最有力候補の星野氏が、要請があっても固辞すると表明したことで、日本代表監督を指名するプロ野球の加藤良三コミッショナーが、「残念なことではあるが、これを受け入れざるを得ない」との談話を発表し、星野氏の擁立を断念する意向を示した。
WBC監督は、加藤コミッショナーに人選を一任されているが、加藤コミッショナーは、前回優勝監督の王貞治特別顧問を中心に、楽天の野村克也監督、星野氏らによる体制検討会議を設け、15日の第1回を開き、星野氏擁立で動いていたが、楽天野村監督やマリナーズイチロー選手の星野氏擁立に難色を示す発言があり、監督選考が難航している時期での星野氏の擁立断念でより一層難航しそうだ。
一野球ファンとして、なぜこんなに監督選考が難航するのかわからない。
個人的には、適任者はやっぱり前回優勝監督の王氏だと思うが、健康上が理由なら仕方がない。
だったら、WRCの日本代表監督は、日本シリーズ優勝監督にするべきである。
理由は、ペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズを勝ち抜いた監督が、現時点での日本プロ野球において最高に優秀な監督だと思うからだ。
現役の優勝監督を指名するとWBCが来年3月開催のため、次期ペナントレースに影響がでると現役監督は、尻込みしているが、この大会が、日本プロ野球が、世界でその実力を示すものであるならばプロ野球全体が、WBCに全面協力するべきである。
また、加藤はコミッショナー、人選だけなく、プロ野球全体がWRCに向ける方法も合わせて考えるべきである。
27日には、第2回目の会合が開催されるが、監督は、日本シリーズ優勝監督とペナントレース開幕を遅れせるなどの優勝監督が心置きなく戦える環境をいかに整えるかを検討してもらいたい。