北京オリンピックでメダルを狙う日本女子サッカー代表が、福島合宿でハードな練習を続けている。
福島合宿の4日目の18日は入念なアップの後、富岡高の男子部員相手にピッチの長さを約3分の2にしたゲーム形式を約1時間実施。さらに全面での練習試合を30分以上も行い、最後には居残りFK練習をする選手もいた。
練習時間は2時間30分~3時間。15日の初日が約2時間、2部練習の2、3日目がともに約4時間30分と男子にはない練習量を消化している。
報道陣に、MF沢は「ここ(Jヴィレッジ)は涼しいけど中国は湿度があって気温も高い。90分走れないと戦えないから」と答え。佐々木監督も3月のキプロス遠征で4部練習を敢行したこともあるためか「これぐらいやっておかないとね」と答えている。
さすがに北京オリンピックでメダルを掴み取るには、酷暑の中国では体力が一番必要だ。強豪国に走り勝ってなでしこジャパンがメダルをつかむ日は近い。