14日のセリエA ACミランのキエボ戦で左アキレスけんを断裂し15日にフィンランドで手術を受けたサッカーのイングランド代表MFデービッド・ベッカムについて、復帰に約半年が必要との見解を執刀医が示し、アキレスけんは完全断裂で、走れるようになるのに4カ月、プレーするにはさらに2カ月がかかる見通しという。
こままでは、ベッカムは、6月開幕のワールドカップには間に合わないことになる。
ベッカムの広報担当者は「けんは完全に修復できた。本人は再びMFとしてプレーできると考えている」と話し、ベッカムは、16日から松葉づえを使った歩行訓練を開始し、17日には英国に向かい、その後渡米する予定。
ベッカムは、2002年の日韓W杯前にも左足を骨折するアクシデントに見舞われたが、この時は驚異的な回復で大会に間に合っているが、今回は故障箇所が骨ではなく腱のためリハビリテーションも含め長期治療が必要でW杯出場は厳しいが、もしかするとベッカムなら今回も驚異的な回復を見せて奇跡を起こすかもしれない。
年齢的にも最後のW杯出場となる南アフリカ大会でベッカムの勇姿を見てみたい。