日本サッカー協会は、国際親善試合のU-23カメルーン戦に臨むU-23日本代表メンバー21名を発表した。
復帰組は、興梠慎三のみで、残り20名は、先月のトゥーロン国際大会に出場したメンバーとなる。海外組の森本貴幸、水野晃樹、本田圭佑らが引き続き招集された。 反町監督は「このメンバーが北京オリンピックの中心になると思う。」と語り、北京オリンピック登録メンバーの絞り込みが進んだこと。また、「A代表の日程などを考慮しながら、ベストのメンバーを選びたい」と語り、U-23世代でA代表に招集されている長友佑都、内田篤人らも当然、五輪メンバーの候補であることを強調した。 今回の国際親善試合で対戦するカメルーンも北京オリンピック出場を決めており、北京オリンピックの前哨戦として重要な試合となりそうである。 選抜されたメンバーは以下の通りです。 GK: 山本海人(清水) 西川周作(大分) DF: 伊野波雅彦(鹿島) 水本裕貴(G大阪) 田中裕介(横浜FM) 青山直晃(清水) 森重真人(大分) 吉田麻也(名古屋) MF: 本田拓也(清水) 谷口博之(川崎) 水野晃樹(セルティック/スコットランド) 梶山陽平(FC東京) 青山敏弘(広島) 上田康太(磐田) 本田圭佑(VVV/オランダ) 細貝萌(浦和) 梅崎司(浦和) FW: 李忠成(柏) 興梠慎三(鹿島) 森本貴幸(カターニア/イタリア) エスクデロ・セルヒオ(浦和) |
国名 |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得 |
失 |
差 |
点 |
バーレーン |
3 |
3 |
0 |
0 |
5 |
2 |
3 |
9 |
日本 |
3 |
2 |
0 |
1 |
7 |
2 |
5 |
6 |
オマーン |
3 |
1 |
0 |
2 |
1 |
4 |
-3 |
3 |
タイ |
3 |
0 |
0 |
3 |
3 |
8 |
-5 |
0 |
サッカーのトゥーロン国際大会3位決定戦で日本はコートジボワールと対戦した。
日本は、前半、コートジボワールに先制許したが、後半、エスクデロ、森重の得点で逆転したが、終了直前ロスタイムで追いつかれ、PK戦にもつれこむ。
PK戦では李と水本が失敗し、3-4で敗れ4位となった。
また、決勝はイタリアがチリを1-0で破って初優勝した。
日本は、イタリヤ戦に続きコートジボワール戦でもPKで敗れており、今の日本は、技術的なものではなく、精神面での強化と勝負強さが必要と感じた。
コートジボワールは、まであくまでも勝ちにこだわり終了のホイッスルを聞くまで攻め続けていたのに対し、日本が悪天候と勝利を確信していたこともたって集中力がなかったように思う。また、PK戦での李と水本のキックは明らかにミスキック。
今大会は、日本の勝負どころでのミスや勝負強さのなさが4位という結果となったように思える。
北京オリンピックで上位進出するためには、課題が見えてきた大会でもあった。