スポニチから
「日本相撲協会のアンチ・ドーピング委員会の伊勢ノ海委員長(元関脇藤ノ川)は5日、来年のドーピング検査導入を目指し、9月に東京・両国国技館で開催される秋場所で試験的に検査を行うことを明らかにした。この日、国技館で開かれた委員会で決まった。
伊勢ノ海委員長によると、世界反ドーピング機関(WADA)の基準に沿って実施される検査の手順など運用面を知ることが目的。対象は関取になる見込みで、そこで陽性反応が発覚しても処分はしない。本格的な検査導入は相撲協会が罰則規定を定めてからになる。
同委員会は13日から3日間、師匠や力士を対象に一門別に講習会を開催する。今後はドーピングを説明する小冊子を作成したり、新弟子が通う相撲教習所の授業にドーピングの科目を入れたりしながら、協会全体の啓発を進めていく。 」
と伝えられた。
私権ではあるが、近年の力士の大型化で、体を作るために筋肉増強が必要となるためにドーピングをするケースがあるかもしれないが、協会としては、検査手順など運用面を知ることを目的としているが、先に罰則規定を決めることが先ではないかと思う。
また、私の知り合いの医師から聴いた話ですが、ドーピング検査は、される側もイヤだが、する側もイヤだと言われました。特に陸上の長距離選手を担当したときは、激しい運動の後のためなかなか尿がでないため長時間にわたり選手に付き添うことになるためだそうです。
アスリートであるためには、ドーピングに頼らずに自己の研磨でよりよい成績を残すことをのぞみます。
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