現役引退を表明した元巨人の桑田真澄投手(40)が4日、ロサンゼルスから帰国し、記者会見では、3月26日の引退表明以降は「中学から投手を始めて、高校、プロと続いた毎日を振り返っていたが、今はすっきりしている」と晴れやかな笑顔で話した。 今後について、「やりたいことは、はっきりしているが、少し体を休めてから」とした。ただ巨人で21年、大リーグで2年という長い経験と野球に対する真摯(しんし)な姿勢から指導者としても期待される。 本人も現役時代から指導者への意欲を口にしてきており、この日も「僕には野球しかない。これからは人間として素晴らしい選手を一人でも多く育てたい。恩返しをしたい」と語った。 |