柔道の北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権が5日、福岡国際センターで開幕し、初日は男子4階級、女子3階級があった。
オリンピック4連覇を目指す野村選手が準決勝で破れ、代表候補入りは微妙な情勢となった。
女子は、塚田真希(綜合警備保障)が6連覇を飾り、それ以外の選手はすべて初優勝となる波乱の結果となった。
6日は男子の3階級、女子の4階級。全日本柔道連盟は同日、強化委員会を開き、男女最重量級を除く各6階級の代表(出場権未獲得階級は候補)を決める。
<男子>
60キロ級 平岡拓晃(了徳寺学園職)
66キロ級 内柴正人(旭化成)
73キロ級 金丸雄介(了徳寺学園職)
81キロ級 小野卓志(了徳寺学園職)
<女子>
78キロ超級 塚田真希(綜合警備保障)
78キロ級 穴井さやか(帝京大)
70キロ級 岡明日香(コマツ)
は代表候補入りをほぼ確実にした。五輪出場枠を獲得している73キロ級は金丸雄介(了徳寺学園職)が制した。
男子は、五輪4連覇を期す60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)が準決勝で敗れ、2月のフランス国際覇者の平岡拓晃(了徳寺学園職)が初優勝。野村の代表候補入りは微妙な情勢となった。66キロ級を制した内柴正人(旭化成)、81キロ級優勝の小野卓志(了徳寺学園職)は代表候補入りをほぼ確実にした。五輪出場枠を獲得している73キロ級は金丸雄介(了徳寺学園職)が制した。
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