日の丸の代表を、明快に選べないものか。北京五輪代表・代表候補選出からついて回るのが、選考基準の不透明さ。世間も納得する明確な選考へ向け、強化委員の山口香女子強化委員が提案した。
「総合的な評価で選んでいるにしても、こんなに負けることがあるのか。勝っても選ばれなかった選手への説明責任として、ポイント制の導入もいいのではないか」
女子代表(および候補)6人のうち最終選考会覇者は、中村美里のみ。6日の強化委員会では「最終選考会がどれだけ重みがあるのか、位置づけがわかりづらい」という声も噴出したという。