昨年6月に起きた時津風部屋での力士死亡事件から一年も立たないうちに相撲部屋での暴力ざたが発覚した。
再発防止検討委員会による全53部屋の視察を終え、防止案が相撲協会の理事会で承認されたばかり。
問題は、間垣親方(55=元横綱・2代目若乃花)と陸奥(みちのく)部屋の十両・豊桜(34)が部屋の力士に対し指導と称して暴力を振るっていたことだ。
これに対して間垣親方は、「いけないことをしたらしかるのは当然。稽古場でケツをひっぱたくのは仕方がない」と語り、部屋に戻ってからも「かわいいからやった。もうするなよ、立ち直れよというのがかわいがり。それがなくなったら相撲じゃなくなる」と発言。
間垣親方を含め、今の相撲協会は、問題意識の違いがわかっていないのは悲しい。
確かに悪いことをした場合にしかるのは当たり前のことだが、度を過ぎた叱りは駄目だということを理解して欲しい。
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