キリンカップ初戦にチリに圧勝した岡田ジャパンは、ベルギーと対戦した。
日本は序盤からベルギーを圧倒し、中村俊輔を中心に中盤でパスをつなぎ主導権を握り、サイド攻撃、中央突破など多彩な攻撃でベルギーゴールに迫った。前半21分、オーバーラップした長友が左足で強烈なシュートを突き刺し先制した。さらに、その2分後の前半23分に中村憲が決めてリードを広げる。ベルギーは、日本のパスワークに翻弄され、ゲームメイクができず、終始 日本にゲームを支配されて前半を終えた。
後半に入るとベルギーも立て直しを図り、前線からの守備を行いゲームをすすめるが、ベルギーにチャンスを与えない日本は、後半15分に岡崎が2試合連続ゴールを決め、途中出場の矢野がダメ押しゴールとなる4点目を決めてベルギーを突き放す。日本は、6人の交代枠を使い切ったため大久保の負傷退場により途中から10人で戦うことになったが、スコアは動かずそのまま4-0と快勝し、3大会連続のキリンカップ優勝を果たした。
チリ戦に続き、ベルギーにも圧勝した形だが、本当に日本はつよくなったのだろうか。
チリ戦では、決定力不足に泣いていたことがうそのような攻撃的なサッカーを見せていたが、ベルギー戦では、レギュラーを大半が欠場したベルギーに対して日本は4-0で数字的には、圧勝だが内容についてはチリ戦の方が格段にいいゲームだったと思う。
日本チームの悪いところである相手なりのサッカーをしていたように感じる。
今週の土曜日に行われるワールドカップ・アジア最終予選のウズベキスタン戦では、強い日本のサッカーを見せてほしいし、この一戦でワールドカップ出場を決めてほしいぞ!!
ガンバレ 岡田ジャパン!!