岡田ジャパン 最悪の逆転負け！！

2010年Ｗ杯アジア最終予選最終節のオーストラリア対日本の一戦がオーストラリア・メルボルンで行なわれ、日本は前半に田中マルクス闘莉王のヘッドで１点を先制するも後半にカーヒルに２得点を奪われて最悪の逆転負けを喫した。

両チームともに、２位以内を確定させてＷ杯出場を決定しているため、消化試合となった試合だが、W杯ベスト４を狙う岡田ジャパンにとっては大事な試合だったと思う。

日本の先発では、前線に岡崎慎司、玉田圭司が入り、中盤には、松井大輔、中村憲剛、橋本英郎、今野泰幸。守備陣では、闘莉王、阿部勇樹、両サイドに内田篤人、長友佑都が入った。

前半の序盤、日本は、オーストラリアに押し込まれるシーンもあったが、徐々に相手を押し返すと、前半４０分、中村憲のCKから闘莉王が打点の高いヘッドでシュートを叩き込んでゴール奪う。W杯予選を無失点だったオーストラリア相手に、見事な攻撃だった。
これで、一気に日本ペースになると思ったが、後半からオーストラリアは圧力を強め、日本ゴールに迫ると、後半１９分に右サイドからのクロスをカーヒルが頭でねじ込んで同点に追いつかれ。岡田監督は、松井に代えて矢野貴章を投入して打開を図るが、後半２６分にCKから再びカーヒルがシュートを決められ逆転される。終盤に興梠慎三を投入するもゴールを奪うことは叶わず、結局１対２で敗戦となった。

全体的に見てもオーストラリアの方が、実力が一枚も二枚も上だったように思えるが、この試合は日本が勝てた試合を落としたように感じてならない。
岡田監督が、常日頃からW杯ベスト４を口にしているが、現状のままでは、ベスト４どころか予選敗退になるのではないかと予想する。
W杯まであと１年しかない。この１年で、岡田ジャパンが世界に通用するためには、格段のレベルアップが必要だ。