智弁和歌山が、第82回センバツ高校野球第3日で高岡商を6―1で破り、高嶋仁監督は、春夏の甲子園大会で通算59勝となり歴代単独1位に立った。
試合は、智弁和歌山が1点リードの5回1死一、二塁で主砲の西川遥選手が外角のカーブを強引に引っ張り、右中間を破る2点タイムリー三塁打を口火に、打者一巡の猛攻で5点を追加し、智弁和歌山らしい圧倒的な打で大記録を射止めた。
智弁和歌山は、これで史上3位タイの4度目の甲子園制覇へ向け好発進し、高嶋監督も前人未到の60勝に大手をかけた。
高嶋監督は、1972年に智弁学園、1980年には智弁和歌山の監督に就任し、1994年春、1997、2000年夏に全国制覇を果たすなど順調に積み重ねたが、一昨年夏に試合中に部員を蹴ったとして謹慎生活を送ることになり、決して順風満帆ではない中での偉業に心からおめでとうございます。
そして、選抜大会も始まったばかりで今大会で通算勝利数をどこまで伸ばすかたのしみです。
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