プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が今日の午後、東京都内のホテルで開かれる。
今回のドラフト会議は、希望枠・自由獲得枠などの逆指名がなく、1位は、入札抽選、2位以降をウエーバー方式で行われる。また、今年は、高校生と社会人・大学生を分離しない一括開催で行われる。
希望枠、自由獲得枠などの逆指名がないのは1992年以来16年ぶりとなる。
複数球団が1位指名で重複しそうなのは、高校通算65本塁打を放った大型遊撃手の東海大相模高の大田泰示選手、即戦力と期待される右腕の近大大学の巽真悟選手、左腕の宮崎商高の赤川克紀選手が注目される。
また、重複を避けて単独指名を狙うのは、広島が、地元出身の強打者で亜細亜大学の岩本貴裕外選手、中日は岐阜城北高の伊藤準規選手、阪神は早稲田大学の松本啓二朗選手、楽天は日本通運の野本圭選手外野手(日本通運)ではないかと予想さえる。
今回のドラフトの目玉になるはずだった新日本石油ENEOSの田沢純一選手は、大リーグ挑戦を表明しているが、強行指名されるかも今年のドラフト会議の注目だ。
今年、昭和を代表する選手である野茂、清原・桑田のKKコンビなど引退するなどプロ野球のスターがいなくなるが、今日、あらなたスターが生まれる事を楽しみにしたい。
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