この試合のポイントは、ガーナが大量に選手を交代させる前の前半で、攻撃は相手を上回るチャンスがありながら決めきれなかったこと。また、守備でもガーナのスピードとパワーで劣勢に立たされ、1対1では歯が立たなかったことだ。
岡田監督はオランダ戦の反省から、「ゴール前の迫力」を選手に求め、選手はその期待通りに前半は守備ラインの裏を突く動きで何度もゴール前に飛び出しが、パスに抜け出した前田、中村憲、岡崎がことごとく絶好機を決めきれない。好機を生かせず、逆に先制を許したのはオランダ戦と一緒だった。今回の遠征での対戦相手は、日本が好機をつくらせないにもかかわらず、数少ないチャンスを確実に決めてきた。
後半に4点を奪って逆転したが、決めなければならない場面で決めれない日本と数少ないチャンスで決める強豪国とのレベルの差はかなりあると感じた。
9カ月後のW杯に向けて、岡田ジャパンは攻守両面で鍛え直す点は多い。
問題としたするガーナ戦前半のハイライトを見てもれえれば納得してもらえると思います。