フランス1部レンヌのMF稲本潤一が9年ぶりにJリーグでプレーする可能性が高まってきた。
ここ2試合連続ベンチ外となるなど稲本選手の出場機会が減っており、W杯イヤーに向け出場機会が増えるチームを模索したようだ。
国内では既に大宮が正式オファーを出しており、今後他のJクラブが獲得に名乗りを上げる可能性もあり、来年6月開幕のW杯南アフリカ大会で3大会連続メンバー入りを目指す稲本選手の今後の動向が注目される。
稲本選手は、2001年にG大阪からアーセナルへ移籍したのを皮切りに、イングランド、トルコ、ドイツ、フランスと4カ国を渡り歩き、現役日本代表で、過去2度のW杯を経験し、欧州各国で経験を積んだ稲本は戦力、精神的支柱としても期待できるだけに、他のJクラブが獲得に参戦する可能性も十分ある。
問題は、レンヌとの契約を1年半残していることから、移籍金交渉がスムーズに運ぶかどうかが移籍実現のカギとなる。
すでに同い年のボーフムMF小野伸二も清水移籍が決定的で、1999年世界ユース選手権(現U―20W杯)で準優勝を飾った黄金世代の戦士がまた1人日本に復帰することになれば、Jリーグにとっても大きなプラス材料となる。
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