日本サッカー協会は22日、来年6月開幕のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に向けた2010年の試合日程を発表し、日本代表はW杯までに最大で11試合を実施することになった。
国際親善試合のキリン・チャレンジカップを2月2日(九州石油ドーム)、4月7日、5月24日(会場未定)に開催するが、いずれも対戦チームは未定で、恒例のキリン・カップは来年は行わない。
当初、 日本協会は2月2日の対戦相手を含めて記者会見で発表する予定だったが、22日までに相手が決まらず、会見は中止となった。
原博実強化担当技術委員長は「正式契約が間に合わなかった。できるだけ強い相手とやるために交渉している」と説明した。
また、日本はキリン・チャレンジカップのほか、アジア・カップ最終予選で1月6日にサヌアでイエメン、3月3日に豊田スタジアムでバーレーンと対戦。2月には東アジア選手権(東京)で3試合を行う。W杯直前にも国内で1試合、国外で2試合の国際親善試合を調整している。
W杯4強を掲げる岡田ジャパンにとって、先行きの不安を感じさせるようなドタバタ劇だ。
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