Jリーグ合同トライアウト2日目が10日、大阪・長居競技場で行われ、磐田を戦力外となった中山雅史や広島を戦力外となった久保竜彦ら元日本代表選手7人を含む52人が参加した。
トライアウトでは、ミニゲームが行われ、中山選手は、シュートこそ放てなかったが何度もDFの裏へ抜け出す動きを見せて存在感をアピールした。一方の久保選手は動きには精彩を欠いていたが取材に対しては「現役続行」に意欲を見せていた。
トライアウトは、前日の9日と合わせて2日間行われ、計118名が参加した。
日本サッカー界を支えてきた名選手といえども、この不況のあおりを受けて、各クラブ、来季の予算削減を迫られているため風当たりは、厳しい。
大分は、財政難でJリーグから「公式試合安定基金」として、6億円を借金するなどクラブ運営事態厳しい状況だ。
昨季、トライアウトを受けた117人の内、Jクラブへ移籍ができたのは24人で、今年の参加者は118人だがいったい何人が再就職先を見つけられるのかわからない状況だ。
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