大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山が暴行を受け死亡した事件で傷害致死罪に問われた兄弟子3人の初公判が名古屋地裁で開かれた。
兄弟子3人は、丸刈りで出廷し、起訴事実を大筋で認めた。
これによって、日本相撲協会から有罪の場合は「解雇」となることが決まっており、兄弟子3人は、力士の命ともいえるまげを落とし罪を認めたことから解雇は決定的となった。
公判は10日まで4日連続で開廷され、11月10日に結審する。
兄弟子3人は、力士の命ともいえるまげを落とし罪を認めたことから今回の事件の重大さをよく認識し、後悔をしていると感じる。
しかし、一方の元師匠である山本被告は、公判で新証言から事件当日から3回にわたり電話で「けいこ場にいなかったことになっています」と隠ぺい工作を謀っていたことが判明し、隠ぺい工作まで謀った元師匠の山本被告は、現在でも暴行への指示を認めておらず、初公判の日程すら決まらない状態は嘆かわしい限りである。
今後、このような事件が二度と起こらないためにも、山本被告から事件の真相と謝罪の言葉が聞きたい。
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